雪印

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これからの雪印を見てもらうしかない

キーワードと
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お一人様から


 
雪印乳業 土岡英明+稲葉聡 



これからの雪印を見てもらうしかない


---今お話を聞いていて、やっぱりこういう取り組みとかをいろんな商品に付けたり、ホームページに載せたりっていう手もすごいあると思うんですけど、やっぱり、私もホームページとかいろいろ見てたりして、でもやっぱり新聞とかテレビとかの情報っていうのは、消費者にとって一番すごい影響があって、今日初めてこうやって直にお話をいただいて、すごい・・・全然違うんだとか、本当の情報を知ることができたと思うんですけど、そういう点で工場の招待とか、そういう直に話をできる場っていうのは、これから作る予定とかはありますか?

土岡さん あ、あの工場の・・・例えば工場でいうとですね、これからも今の活動っていうのをやってかなきゃいけないっていうふうに思ってますね。それはやっぱり、社員がお客様と接する機会を多く作る。ま、その時、お伝えするってことはあると思いますけど、それ、やっていこうと思います。で、あの、今うちの工場で全部やってるのが、お一人様からでも見学できますっていう態勢に変えてるんですよ。オペレーションは大変なんですよ。だけどそれはそういうことじゃなくて、お一人様からでも、っていう態勢に切り替えてます。ただ、365日になってないから、それもやっぱり考えなきゃいけないとこがあるんですけどね。そういう意味の伝える・・・工場、それからもうひとつなんでしたっけ。ごめんなさい。

---えと・・・

土岡さん あ、新聞だとかテレビ・・・

---それであの、工場とかですと、工場の働いてる方が対応するっていうことになりますよね。今の取り組みとかっていうのは、その、最初の「変革する会」の7人の方とか、今そういうのを直に聞いてすごい感動とかちょっとして、直に、そういう・・・熱く、熱い感じで聞くとやっぱりまた、工場の方が話すのとも違うと思うんですけど、そういう機会を作るっていうのは難しいとは思うんですけど、そういうことは何か考えてたりっていうのはないんですか?

土岡さん 直接お話するとかそういうのは・・・

稲葉さん ないですね、うん・・・

---講演に行かれたり、とかは?

土岡さん え、いや、おこがましくて。

(一同笑い)

土岡さん 確かにおこがましいのは事実なんですし、私、一番自分の中で気をつけようとしていることは、こういったことを語れば語るほどですね、あの、それで時間が経つってことは、思い出になっちゃうんですよね。思い出になるってことは、美化しちゃうんですよ。で、キレイな話に変わっていくんですよね。だから私はもう、これからは、その、ま、さっきの伝えるっていうことは考え方いろんなに変えなきゃいけないんですけど、もうこれからの雪印を見てもらうしかないなっていうふうに思ってるんですよ。だから今日お話してても、私ホントにじゃああの当時、そういうふうに整理して物事を進めてたかっていえば全然違うし、振り返って整理したらそうなるだけの話であって。

稲葉さん それじゃあだいぶ・・・

土岡さん 最初ホントに喋り過ぎちゃったから。

---ありがとうございました。


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