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会津若松(あいづわかまつ) |
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(第3日朝食)
N06-013(第170号) 朝食ヴァイキング@会津若松ワシントンホテル → |
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第3日の始まりである。本当は今日が最終日だったところを、余りに印象深く去り難かったものだから、延泊手続きを取り、帰りの列車の予約も変更しての第3日目である。先ずは気になっていたパン屋へと向かった。パン屋とは記したものの、実はこの店、本業は菓子店、それも和菓子なのである。 |
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美味しいパンはそつなく確保することが出来た。その次はさてと…昨夜の余韻を探しながら人口12万人台の都市にしては重厚な繁華街を潜ったところに、煮込みソースカツ丼の元祖を名乗る店はあった。さあ、いよいよ真打ちの登場だ。 |
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(第3日昼食)
N06-025(第182号) 元祖煮込みソースカツ丼@なかじま → |
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<元祖煮込みソースカツ丼> ¥1,000(込)
流石に美味しい。元祖にして、元祖に甘んじることなく、頂点を極めている。確かに醤油系のような、ふくよかさは無い。だが、そこはふんわりと仕上げている。云ってみれば、この旅で最初に食した牛乳屋食堂のものが関東系のダシなら、こちらは関西系、どろっとした濃厚さよりも、さっぱりと、しかし濃密に仕上げることに重点を置いている。
形状→★★★★★ 風味→★★★★☆ 総合→★★★★★
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博労町と云えば米子にそんな地名が、駅があったなと、日本橋の馬喰町と同じ意味合いの商い深い地名だよなと思い起こしながら、落ち着いた佇まいの市街地を歩き続けた。ここで歴史と風格に満ちた都市らしい実に面白いスポットに遭遇することとなった。 |
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一見、ごくありきたりのコープの店舗のように見えるのだが、実は… |
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同一敷地内で蔵と一体的に展開している店舗だったのである。こんな立派な門構えのコープの店舗など…否、コープに限ったことではなくスーパーマーケットの店舗など、日本中探しても無いのではなかろうか。 |
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一旦ホテルへ戻って休息したのち、再び街へと繰り出した。「會津稽古堂」を名乗る和風な趣の外観と、寒々しい青いLED電球のデコレーションが不似合いな建物が昨日から気になっていた。ここは図書館と公民館を併せた建物となっている。図書館と云うのもその地域の性を知るためにはなかなか有効な施設だ。 |
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全体的に白と黒の蔵屋敷のイメージに統一された、まだまだ真新しさの残る現代鋳造的建築であった、ロビーに配された椅子なども面白いデザイン性を備えている。しかし頑張って「いいもの」を創ると、どこか余所余所しく温もりのない、どことなく官僚的管理感覚に覆われた空間になってしまうのは、ここだけの話ではないだろう。 |
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(第3日夕食)
N06-018(第175号) ポテトサラダ(吉田菓子舗) →
N06-019(第176号) コロッケ(吉田菓子舗) → N06-020(第177号) エッグサンド(吉田菓子舗) →
N06-021(第178号) ハムサンド(吉田菓子舗) → N06-022(第179号) ピーナツバター(吉田菓子舗) → |
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<ポテトサラダ> ¥130(込)
しっかり作り込まれている。大前提としてパンが美味。柔らかねっちりな食み心地が堪らない。風味も上品さが漂っている。ポテトサラダも具がガッツリ入っている。ポテトはさほど詰められておらず、マカロニが割とイイ味を出している。全体として重くなり過ぎない仕上がりだ。
形状→★★★★☆ 風味→★★★★☆ 総合→★★★★☆
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<コロッケ> ¥160(込)
やっぱりパンが美味しい。コロッケとのコンビネイションを、ハイレヴェルなものに成り立たせている。ただ、ソース味が若干強い。ここの柔らかで上品な味わいのパンにはやや刺激が強い。
形状→★★★★☆ 風味→★★★☆☆ 総合→★★★☆☆
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<エッグサンド> ¥130(込)
パンが美味しいから、フィリングはパンパンに詰めずに多少、少ない感じの方がフィットする。イイ塩梅である。パンを主体に玉子をピーナッツバターのような役回りで愉しむ趣。
形状→★★★★☆ 風味→★★★★☆ 総合→★★★★☆
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<ハムサンド> ¥130(込)
幾らパンが美味しいからと云って、これはあからさまにフィリングがパッとしなかった。このハムは見た目からしてパッとしない代物である上に、枚数も無い。レタスのチョイスもちょっと大雑把な印象が拭えない。
形状→★★★☆☆ 風味→★★★☆☆ 総合→★★★☆☆
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<ピーナツバター> ¥110(込)
クーペなパンではなく、街のパン屋が作るハンバーガーに使われるようなややごついパンを使ってのピーナツバターサンドウィッチである。やはり迫力が出てくる。ピーナツバターはクリーミィなタイプで特段、ピーナツの風味や食感に触れられるものではないが、このパン生地の仕上がりから行けば、不満に覚えるものでもない。
形状→★★★★☆ 風味→★★★★☆ 総合→★★★★☆
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