07:ルート371-東海道鰻遊記-
06:アイヅネノアンアイヅ
05:Go to Goto!聖餐三昧一体伝
02:田園都市線が、田園都市化すると。
01:パン屋は辛いよフルスロットル
小さなものに対して有効だった思考や施策が、より大きなものにも有効であるとは限らない
 企業経営に優れた手腕を発揮した人が政治の世界、殊に行政の長の領域へと足を踏み入れたものの、生んだのは軋轢ばかりで芳しい成果が上げられない場合がある。組織や集団の運営と云う観点からすれば、両者は同じようにも思えるが、決定的な違いがある。それは選択と集中の作法、それに脱落者・退場者の扱いについてだ。

 企業経営の場合は、経営資源を大胆に選択と集中によって再編することが可能である。不採算部門は廃業や売却によって切り捨てて、儲かる部門だけを見ることが比較的可能なのである。人員についても激しい労働争議や恨みを買うことはあるだろうが、覚悟を決めれば、大胆な首切りも出来ないものではない。そうして要らないものは全て捨てて、自分にとって非常に優位な環境の下でマネジメントを施すことが出来る。→vol4: 本線と支線 uploaded:2018.0902
鉄道に対する態度を見ることでその国や地域の状況も見えてくる
 鉄道が好きだ。この乗り物はとても面白い。それと云うのも、日常の中を走りつつ、日常からは少し距離を置いた目線を提供してくれるからである。それは鉄道と云う交通機関が、あたかも日用品のように利用される一方で、生活空間が直に展開されている道路からは離れて…つまり街路とその集合体である市街地とは別の世界を形作っているからである。

 その人の、人となりを見るには靴を見ろと云う話がある。鉄道はまさに、人や物を運ぶ足の役割を果たしているわけだが、しかし、自動車や道路と云うものが日常に密着して存在する中で、それとは別個に存在している交通機関でもある。それは余所行きの際に履く靴のような存在だ。兎に角、裸足から足が守られれば、それで良いのか…それとも履き心地や見栄えを考慮するのか…良く手入れされているのか、ほったらかしになっているのか…etc. 靴が人を映す鏡のような役回りをしばしば演じるように、鉄道は、社会を映す鏡となっているのだ。→vol3: 鉄道、社会を映す鏡。 uploaded:2018.0303
私たちが気付かない米国流! 日本人は既に絶望的に汚染されている!?
 TPP(Trans-Pacific Partnership=環太平洋パートナーシップ協定)を始めとするガイアツに襲われると忽ち「アメリカ」に反発する声が上がる。このガイアツに屈すると日本社会のアメリカ化が進んで、折角ここまで築き上げてきた日本社会の財産が変質、崩壊の危機に瀕すると喧伝される。アメリカ流の企業経営や小さな政府の考え方は日本にはそぐわず、弱肉強食の蔓延が社会に深刻な影響を及ぼすとされてきた。しかし日本は本当に「ザ・弱肉強食」アメリカの流儀からは距離を置いてきたのだろうか。人々の思考法がアメリカのそれと大きく違ったものとなっているのだろうか。

 昨今、公共交通機関を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。2016年11月には、JR北海道が自社単独での維持が困難な線区があると宣言したが、その距離は、営業路線の実に半数に上った。この環境変化にモータリゼーションの影響があることは誰の目にも明らかだが、なぜ自動車の普及が公共交通機関をこのような苦境へと陥らせるのか…そこにはアメリカと云う国の個性が深く関わっている。
→vol2: 自動車文明、アメリカ脳に侵された世界。 uploaded:2018.0211
TPPは日本の可能性を広げて、日本人を覚醒させることになるだろう
 TPP(Trans-Pacific Partnership=環太平洋パートナーシップ協定)は、2016年2月に署名されたが、その後、これに反対する立場のドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任したことから、未だ発効段階には至っていない。アメリカの離脱によりTPPは終わりかと思われたが、日本も主導役となってアメリカ抜きでのTPP発効を目指す動きが活発化している。アメリカでも日本でも左右両派からTPPは評判が悪い。これは国民生活の悪化や、国家主権の浸食等がTPPの内容に含まれているからである。

 民主党政権時の自民党は安倍晋三現首相含め反対に回っていたが、政権奪還後は一転して、主導側へと回っている。TPPを巡っては安倍政権支持者の中でも応対が分かれていることからも想像の付くとおり、本来的には野党時の自民党の対応、即ち反対に回ると云うことが、彼らの強調する「保守性」「愛国性」の観点からは自然なものとなる。それにも拘らず、安倍政権は何故これを強力に推進したがっているのか、これは無論彼らの支持層でもある財界の後押しもあってのことだが、それだけではあるまい。寧ろ、安倍政権にとってはこれを推進することの方が、彼ら本来の性質に合致しているとさえ思うのである。→vol1: TPP、私たちの希望。
uploaded:2018.0201


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