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舌は自ずと心をつくる
(N03-011 第42号)
紅鮭弁当 ::東武サウスヒルズ::
うら寂しき最東端の街に花咲くニュー娯楽食文化 第1日 にて遭遇
 中標津の躍進を象徴する存在感を放つ「東武サウスヒルズ」。東武鉄道グループとは何の関係もないが、グイグイと押してくるところに最近の東武鉄道との類似点を感じる。同じ道東の釧路湿原を走っていたSLが東武鉄道に譲渡され、鬼怒川線を走ると云う不思議な縁も2017年に生まれている。そんな中標津の東武が矢鱈と強調してきているのが、弁当に七分づき米を使用していること。道産品には必ずしも拘らない姿勢の東武だが米飯については、道産米使用を打ち出してきている。








紅鮭弁当 ¥580(抜)


弁当や惣菜の蓋の中には開けにくいものも多々あるが、
これは分かりやすいほど簡単に開けやすくてその点は感心した。
さて本品は東武特製弁当よりも200円割高なのであるが、
おかずの勢いには雲泥の差が生じている。
活き活きとした趣たるや半端のないものがある。
殊にメインディッシュの紅鮭が素晴らしい。
鮭弁は弁当屋の力量を知るには恰好の一品となるが、
中にはただ塩気ばかりが強いだけの本当に不味いものもある。
しかし本品の紅鮭は若干の塩気の強さはあるものの、
身が柔らかくて風味もきちんと伝わってくる美味しい部類である。
しかもヴォリューム面で何の不足も無い。

形状→★★★★★
風味→★★★★☆
総合→★★★★☆

東武サウスヒルズ
時:08:30-22:30
休:無し
処:中標津町南町3-10 地図→
電:0153-72-0777

公式サイト→









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as of 2016.03 / uploaded 2017.0930 by 山田系太楼どつとこむ
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