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舌は自ずと心をつくる
(N08-003 第216号)
しゃもじかきめし ::広島駅(広島駅弁当)::
最初の広い島の山と海 第1日にて遭遇
 嘗てはどこにでも当たり前のようにあった改札から地続きの1番線ホームが広島駅では今なお健在だ。しかもそこを発着する列車は皆、国鉄型車両である。したがって古き良き国鉄の世界に舞い戻って来たかのような感覚に囚われる。








しゃもじかきめし ¥1,050(込)


本品は広島駅を代表する駅弁である。
有名な広島の牡蠣を丸ごと堪能することの出来る弁当である。
しゃもじの持ち手のところまでびっしりと具が詰まっているところなど、
そしてそこに広島菜漬けが宛がわれているところなど、
非常に機能的且つ感動的な光景に映る。
しかし個人的には余り広島駅弁との相性が芳しくないのだ。
それは味付けが濃いこと、風味がどうも硬いことに因る。
この名物駅弁にしても、ヴォリューム的にも口当たり的にも
申し分ない満足感が得られる一方で、逃げ場のない感覚に襲われる。
何かデザート的なものが一品加わるだけで、
だいぶ違う様相になるようにも思うのだが。

形状→★★★★★
風味→★★★☆☆
総合→★★★☆☆

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as of 2012.02 / uploaded 2018.0331 by 山田系太楼どつとこむ
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