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洋食
このホテルのことは非常に印象に残っている。
一連の旅路の最初を飾る宿泊先…と云う要素を除外してもなお、
記憶の中に燦然と輝く個性を持ったホテルだった。
その一つが朝食…もっと云えば朝食会場のことである。そこは、
昭和40-50年代に建てられた会社の保養所で食べる朝食感に満ちていたのだ。
多少安めのビジネスホテルに泊まったことも無論あるけれど、
この雰囲気にはなかなか出合えるものではない。
朝食会場をきちんと設けられるだけのポテンシャルがあり、且つ
ある種の老朽性を醸し出すセンスが無ければ、この奇跡の空間は生まれないであろう。
朝食自体はこの通り、マァ普通なのだが、小鉢感に和食の風が吹いているのと、
和食同様に玉子料理がそのままレアであったこと、パンの張り具合に、
洋食を苦手とする昭和のホテル感、ビジネス旅館的なものを覚えるのであった。
形状→★★☆☆☆
風味→★★☆☆☆
総合→★★☆☆☆
公式サイト→
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