崎駅(いずや弁当)の 長崎街道弁当 ★


長崎にやってまいりました。県庁所在地であり、観光都市でもあるのですから、
今日からの駅弁ライフには当然期待が高まります。

が、売店の一角に設けられたショウケースの扉を自分でガラガラと開け、お弁当を取るスタイルは、
甚だ旅情に欠けるものではありました(^^; やっぱり専用ブースでの対面販売のほうがイイ!


思ったほどの種類が置かれていなくて、少しどうしようかと迷いましたが、
このいかにも無理してパッケージングしました的もこもこ感のあるお弁当にしてみました。


掛け紙を除けてみれば、つるつるつやつやした高級感ある厚紙の弁当箱の出現と相成ります。

サイドから見るとこんな感じ。駕籠を模しているワケですね。
でも柄の部分は完全なる飾りです。中には何も入っておりません(^^;
お箸はこの一つ上の画像を見ればわかるように、別添えですからね。
何か隠しアイテムでも入っていたら面白いのにナ〜。

うやうやしく蓋を開けると豚の角煮始め、
長崎らしさ溢れるおかずたちが所狭しと並んでいます。
魚の煮つけ…私の記憶が正しければ、

ブリちゃんですね(^^; 塩辛くてぱっさぱさの焼きジャケ系を入れられるよりも、よっぽど良いのです。
さらにこの上段を手に取れば…

これまた色鮮やかなご飯が詰められた下段が現れるのです。
振り返ってみれば、吉宗の蒸し寿司にもかなり似ているのですが、
こちらはノーマルなご飯ですし、そぼろも魚ではなく、かしわ。
かしわめしといえば、北九州・折尾のものが特に有名ですが、
長崎街道はその北九州から筑豊を経由して長崎に至るので、
そんなことに因む、かしわめしなのかなと。

長崎街道弁当 ¥1,050-

★★★★☆→フォルム(4/5ツ星)
★★★☆☆→フレイヴァ(3/5ツ星)
★★★★☆→パフォーマンス(4/5ツ星)

(2011/02/17買)

*いずや弁当の ウェブサイト*



ちゃんぽんと長崎華僑―美味しい日中文化交流史 (長崎新聞新書)

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