宗@長崎の 吉宗定食★


長崎市中心部・浜ん町。このマチの一角に本日のお昼の主役・吉宗があります。

“吉宗”と書いて、“ヨッソウ”と読みます。初代が吉田宗吉信武という人で、略して吉宗。
オリジナルコンフィデンス、略してオリコン…みたいな(笑)
1866年創業の老舗らしい店構えで、1866年といえば、時は幕末、まさに龍馬がいた頃じゃないですか。

店内に足を踏み入れると、2階へと上がる赤い階段がとても印象的。1階席は右手奥に広がります。

ごちゃごちゃしていて、それでいてきちんとしてもいる・・・そんな昭和の薫り漂う空間が素晴らしい。
だんだんこういったところも少なくなってまいりました。

老舗ですが、肩肘張った感じはしません。
基本的には庶民の空間であり、観光客よりもジモティーの利用のほうが多い雰囲気。

清らかに身を修めた恰好で料理がやってきました。その名も 吉宗定食。
丼の蓋を開けるこの瞬間こそ、和食の金字塔よ…。

吉宗の名物、蒸し寿司と茶碗蒸しに、豚角煮、小鉢、デザートが付いています。
茶碗蒸しのデカさは圧巻。蒸し寿司との2トップを務める主役です。
茶碗蒸しのデカさに驚いた後には、蒸し寿司の鮮やかな配色に目が奪われます。
でんぶが無ければ、北九州名物かしわめしのような趣もありますが、
かしわではなく、穴子の蒲焼きを使用しているようです。
この蒸し寿司…かなり美味で、ふわっと仕上がっている錦糸玉子始め、
トッピングの3品と酢飯のハマり加減が抜群。蒸しているだけあって酢がキツくなく、やわらかなんですよ。
豚角煮も口直し以上の存在感ある美味しさでexcellent !!
もちろん最後はホイップ添えの苺でお口はキラリ♪


吉宗定食 ¥2,100‐

★★★★★→フォルム(5/5ッ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ッ星)
★★★★★→パフォーマンス(5/5ッ星)

味覚満足→★★★★☆(4/5ッ星)
空間満足→★★★★☆(4/5ッ星)
相対満足→★★★★★(5/5ッ星)

(2011/02/19昼食)

ところ:長崎市浜町8-9

でんわ:095-821-0001
じかん:11:00〜20:00(LO)
やすみ:盆・正月

*お店のウェブサイト*
*食べログ 吉宗紹介ページ*

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