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ちょっと小腹が空いてきたので、新地中華街へ。
そうだなぁ。。。寒いし、あったかい肉まんでも食べたいかなぁ…

横浜中華街でもよくやっていますが、街頭に設けられたブースから、
もくもくと湯気が立つ中を持ち帰るという…そんな画をイメージしながら歩を進めたのです。しかーし…

この閑散ぶり。まだ夜の7時半なんですけどねー。。。
そんな画はどこにも見当たらないし、何よりも通行人の少ないことといったら。
場末の飲み屋街のよう。日本三大中華街の名が廃るゾ…

すっかり意気消沈していたところ、湯気発見ー! わぁい♪

蘇州林ナイスだぜ!(笑)

にくまん と かくにまん。

まずは角煮まん。見た目、ピタパンっぽい感じもします。
角煮“割”包だけに(^^; 割としっかりとした感触の生地です。

うわっ、これは美味しそうだー…
甘み・しょっぱさ等、実にいい塩梅。
初めは脂肪部分中心にスッと切れて、そのあとに筋肉繊維質をすり潰すように切り刻んでゆく…
その過程でこの絶妙な味付けがジューシーにお口いっぱい広がり…
まんじゅう生地は、あっさりした素直な白小麦フレイヴァでやわらかいながらも、
ボタッとした、しっかりした存在感は持っていますから、
これをアウフヘーベンさせるに不足ない状況が生まれるのです。
具のほうも脂身部分ばかりではなく、肉の部分もしっかりあって、満足。
そしてまんじゅう生地と具のバランスもイイのです。
具がメガ級にデカければ良いかといえば、そうではないのでね。。。
ヴォリューム豊か、加えてそれ以上にフレイヴァが豊か。
ラーメン屋のチャーシューとは(たとえチャーシュー麺であれ)大違い(^^;

続いては肉まんです。
持ち帰る最中に多少潰れてしまったとは思います(^^;

でも元々そんなに、ふくよかまんまるに突き出した体ではないようで。

こちらのまんじゅう生地は角煮まんよりもずっと、ふやけた感じが顕著。
でも角煮と比較すればはるかにペースト状態である具材とは、
このふやけ加減のほうがフィットします。
それでも生地に多少の物足りなさはありましたが、
具の肉感は全く悪くはない上に、塩加減等味付けにはクセになるものがあって、
その辺り、元祖長浜屋に通じる部分が何となく感じられました。
角煮割包(かくにまん) ¥336-
★★★★☆→フォルム(4/5ツ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ツ星)
★★★★★→パフォーマンス(5/5ツ星)
肉包子(にくまん) ¥315-
★★★☆☆→フォルム(3/5ツ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ツ星)
★★★☆☆→パフォーマンス(3/5ツ星)
(2011/02/20買)
*蘇州林 ウェブサイト*
*食べログ 蘇州林紹介ページ*
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