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★農園レストラン 食工房おると〜ORTO〜@名寄の ORTOスペシャルランチ★ |
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名寄から北へ一駅。日進駅。北海道らしい風景が広がっています。

この日進と云う駅名&地名、日進月歩から採られたものですが、
一つ、契機となったのは、近くに“なよろ健康の森”が出来てからでしょうか・・・
その名の通り、俄かに活況を呈してきているのです。

板張りのホームを下り、踏切を渡って健康の森とは反対方向へと歩きます。

すると左手に小さなレストランが現れます。

そこが本日の目的地「おると」です。

初訪問ですし、ここはやはりスペシャルランチですね。

名寄自体、天塩川流域の中心都市ながら田舎町と云えば田舎町ですが、日進はもう純農村地帯への入口。
なのにお店等が集まり始めているという驚愕の事態。
踏切渡ってすぐ右手にあるカフェはなかなか目立ちますね。
マァこれも郊外化の一種なんでしょうが、ロードサイド店が集積する
お決まりの郊外化とは一線を画す、のどかさ・のびやかさがあってなかなか面白いところ。

それにしてもこのお店、“農園レストラン”の名に恥じぬ食材調達っぷりで。

野菜はもちろん、パン、そして割り箸まで。
地産地消と云うよりも、自給自足と云い表したくなるほどのレヴェルです。

まず初めにやってきたチャウダー。
もう最初から衝撃的な思いに襲われましたね。美味しー!
やっぱり根底にはミルクの美味さと云うのがあるのでしょう。
脂ぎったクリーミィさは無いんです。すーっと透明であっさり、しかしコクはちゃんとある味。
食材だけではないでしょう。チャウダーと云えば、塩分過多な味付けも多い。
でも塩は控えめ。塩辛くないので素材の良さをぶっ潰すことなく、むしろ盛り立てられるワケです。



チャウダーに酔っているうちに、次々とお皿がやってきました。
非常に豊かなる農園ランチの光景が眼前に。

まずこちらは、野菜プレート、ですね。
色々入っていますけれども、かぼちゃサラダとキッシュが特に印象的だったでしょうか。

そしてメインのポーク・シチュー。
ビーフではなくポークと云うところに、北海道らしさを感じるところでもあるのですが、
これがまたなかなか美味しい。煮込んだビーフのバロック音楽のような味わいはありませんが、
イージー・リスニング的にふわーっと染み渡ってくる感じ。
それにしても野菜がイイんですよ、野菜が! 単なる付け合せレヴェルを遥かに超越しています。
そんな野菜たちとの調和を考えると、
ビーフのような迫りくる重厚感の無いポークのほうが、むしろ適任かもしれません。

欲を云うなら、食後のお茶用のミルクも本物のミルクにしてもらいたいこと、
そして、何か焼き菓子でも添えられていたら、完璧に締まっただろうなと。

それはつまり、そういった些細な部分に目を向けざるを得ないほど、
食事のレヴェルが高かったことを意味しているワケです。

さて、日進駅には1日5本程度しか列車がやってきません。
そこで名寄までは、天気も良いことですし、のんびり歩きながら戻ります。
北国らしい農村風景と、街並み。その両方を堪能することが出来ます。



名寄駅まで約1時間。ランチ同様、これまた豊かな食後の散歩でした。
ORTOスペシャルランチ ¥920‐
★★★★☆→ |
フォルム(4/5ッ星) |
★★★★★→ |
フレイヴァ(5/5ッ星) |
★★★★★→ |
パフォーマンス(5/5ッ星) |
(総合)
味覚満足→★★★★★(5/5ッ星)
空間満足→★★★☆☆(3/5ッ星)
相対満足→★★★★★(5/5ッ星)
(2011/10/21昼食)
ところ:北海道名寄市日進1084-2
でんわ:01654-3-0722
じかん:11:00〜15:00 / 17:00〜20:30
やすみ:木曜日
*お店のウェブサイト*
*食べログ おると紹介ページ*
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