盤軒@音威子府駅の かけそば★


北海道中川郡音威子府村。人口1000人にも満たない北海道で最も小さな村。

そんな小さな村に似つかわしくないアパート群の威容に、鉄道の町として発展した栄華が偲ばれます。
当地の鉄道は現在、宗谷本線のみですが、かつてはここから天北線が分岐していました。

バスターミナルを併設した駅舎は、ここが村とは思えないほどとても立派。
宗谷本線、そして廃止された天北線の代替バスが発着するこの地は、今でも交通の要衝なのです。

駅の中には「天北線資料室」という展示スペースが。昭和の鉄道世界へとタイムスリップ。

この辺りは、2〜3時間に1本ほどしか列車が来ないのですが、待ち時間を潰すには恰好のスペースです。

そしてもう一つ、味覚で待ち時間を満足させてくれるコンテンツがこの駅にはあります。

それが常盤軒の駅そば。これがなかなかイケる口で、そばを食べるために
駅にやってくる人も少なくなく、ひっきりなしにオーダーが入ります。

黒い!!!


やっぱりこの黒い麺に音威子府そばの特徴が最大限出ていますね。


殻ごと挽いているのですが、口触りちゅるちゅる、喉越しツルツル。なかなかマイルド。
ざらざらっとした感触は殆どありません。もちろん、フレイヴァの観点から眺めてみれば、
そばのフレイヴァがざわざわっと口の中に広がってきます。そばのインパクトからすればあっさりめの、
つゆも、なかなかイイ塩梅にそばのフレイヴァと融合しています。

椅子とテーブルが備えられているので、窓の外など眺めつつ、まったりといただけるのもなかなかイイところ。


かけそば ¥350‐
★★★★★→ フォルム(5/5ッ星)
★★★★☆→ フレイヴァ(4/5ッ星)
★★★★☆→ パフォーマンス(4/5ッ星)

(総合)
味覚満足→★★★★☆(4/5ッ星)
空間満足→★★★★☆(4/5ッ星)
相対満足→★★★★☆(4/5ッ星)

(2011/10/20昼食)

ところ:北海道中川郡音威子府村字音威子府

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でんわ:01656-5-3018
じかん:9:30〜16:00
やすみ:水曜日

*畠山製麺ウェブサイト*
*食べログ 常盤軒紹介ページ*










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