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幌延町はトナカイの町。トナカイ牧場は町随一の観光スポット。
順調に増殖した結果、以前は駅近くにあったものが郊外へと移転するまでになったのです。

その場所というのが福島原発事故後、沸騰状態の原子力関連=核のゴミ持ち込み問題で大いに揺れてきた
「幌延問題」の落とし子・深地層研究センターの隣という立地の妙。
深地層研究センターには“PR施設”があるため、格好の抱き合わせ観光が出来るワケですネ。

駅からグワ〜んと歩いて40分少々、やってきましたトナカイ牧場。
台数は少ないながらタクシー、本数は少ないながらバスの便もあります。
そして向こうに見えるタワーがその深地層研究センターのPR施設。
周囲を一望出来る“幌延タワー”としての役目を果たしています。


3セク運営施設的な毛並の良さと垢抜けなさを感じつつ、
カナディアンorスカンディネイヴィアンなフレイヴァをスパイスにした
北海道の空間らしい雰囲気にも包まれています。

そして年中クリスマス状態。
まだ10月の段階ですから、いくら気の早い東京でもクリスマス商戦は始まっていません。

ここに来たらやっぱりトナカイ肉を頂かないことには。
尤も、件の地層研究センター職員を始めとするジモティーな人々は、
丼物やパスタ等、フツーのメニューをオーダーしているようでしたがね(^^;

なかなか盛況の店内や、雨を避けて縮こまっているトナカイを眺めながら過ごしていると・・・
トナカイっぽい色のバーガーがやってきました。うむ、ちょっとライ麦な趣の堂々たるバンズ。

野趣溢れるフレイヴァが広がります。ジビエ感ありますねー、これ。
ミンチですし、特に硬い感じはしません。
マヨフレンチ系のソースもなかなかイイですね。ケチャップorサルサ系だったら、
自己主張がぶつかり合うゲボゲボ感満載の味わいになっていたことでしょう。
そしてこれだけの存在感あるパティですから、
バンズもある程度パンチの効いたものが必要となるワケで、
ライ麦畑なバンズの採用はよく心得ているように思います。

若干甘いものは別腹感に見舞われたので、ソフトクリームを。

あくまで若干の別腹感ですから(^^; ここはミニサイズで十分。
この辺りの基幹産業は酪農。云ってみれば本場の味。
まろやかさにも切れ味を感じるフレイヴァに口どけ。
ダラダラと甘みが積み重なっていく前にペロリ、一丁上がり。
この辺りはミニサイズであることも大いに寄与している印象です。
トナカイバーガー(ドリンク代別) ¥900‐
★★★★☆→フォルム(4/5ッ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ッ星)
★★★★☆→パフォーマンス(4/5ッ星)
ミニソフトクリーム ¥100‐
★★★★☆→フォルム(4/5ッ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ッ星)
★★★★★→パフォーマンス(5/5ッ星)
(総合)
味覚満足→★★★★☆(4/5ッ星)
空間満足→★★★★☆(4/5ッ星)
相対満足→★★★★☆(4/5ッ星)
(2011/10/18昼食)
ところ:北海道天塩郡幌延町北進398(トナカイ牧場1F)
でんわ:01632-5-2050
じかん:10:00〜16:00(季節変動有)
やすみ:年末年始
*お店のウェブサイト*
*食べログ ポロ紹介ページ*
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