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堀川の流れる松江。

実にのんびりとした風情のある街並み。

西洋軒という、その名もズバリな洋食屋さんが佇むのも、そんな水辺に面したエリアです。

1階はカウンター席、2階がテーブル席という構造は、まま、見慣れたパターンですけれど。
このテーブル席の奥に…

これまた味わい深い座敷があるんですねー…何という土着化。和洋折衷。
この光景こそ、The西洋軒 といった情趣漂うもののように思われました。

クロワッサンを食せばパン屋さんがわかり、ハヤシライスを食せば洋食屋さんがわかる…
ということでハヤシライスをオーダー。

牛肉はボクがよく肉野菜炒めに使う薄いバラ肉みたいな感じ。
ハヤシライスには良くも悪くも、もっと厚くて筋っぽく弾力のあるような
肉を使うケースが殆どなので、面白いなと思いましたね。
デミグラスソースはとてもマイルドな仕上がりです。
お高くツンツンくるワイン・フレイヴァは皆無、
かといって、トマトのフレイヴァがくどくどと迫りくるワケでもなし。
トマトのフレイヴァは、非常にあっさりとまとめ上げられていて、好感を持ちます。

セットにはサラダのほか、ドリンクも付いてきます。
これで〆て¥900-ですか。いくらランチとはいえ、何ともリーズナブル。
東京だったら¥1,500-くらいしますよー

松江の持つ豊かさというものを感じた、ランチのひとときでありました。
ハヤシライスセット ¥900‐
★★★★☆→フォルム(4/5ッ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ッ星)
★★★★★→パフォーマンス(5/5ッ星)
味覚満足→★★★★☆(4/5ッ星)
空間満足→★★★★☆(4/5ッ星)
相対満足→★★★★☆(4/5ッ星)
(2011/06/07昼食)
ところ:松江市片原町111
でんわ:0852-22-3434
じかん:11:00〜14:00
17:00〜20:30
やすみ:日曜日
*食べログ 西洋軒紹介ページ*
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実践・料理のへそ! (文春新書)

わたし好みのデザイン和もの百選

基本の洋食 (オレンジページブックス―とりあえずこの料理さえ作れれば)

出雲国風土記 (講談社学術文庫)
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