宮駅(丸新)の 熊野弁当★


名古屋経由でトータル5時間以上汽車に揺られ辿り着いたは和歌山・新宮。

身も心も新宮…もとい、真空状態になり申した。
こんなときには、うまい駅弁の歓迎を受けるが一番。

小都市ながら、観光地であることも影響してか、駅弁の種類は割と豊富です。

熊野弁当という、名物系駅弁と幕の内弁当を
フュージョンしたような駅弁をチョイスしてみました。

掛け紙を取り外すと、仕出し弁当風パッケージ。さらには 美食倶楽部 の文字。
おいおい、海原雄山プロデュースかい!? 聞き捨てならねぇ(笑)


掛け紙にも書いてある通り、めはり寿司と椎茸めしが二大メインとなっていて、
脇を煮物やカジキマグロの照り焼きが固める構図。
めはり寿司の存在は見た目以上に絶大なものがあり、
椎茸めしが少々弱くても、満足感あるお弁当になることでしょう。
が、この椎茸めしも結構イケる代物で、宮崎ほどの華やぎはないものの、
お味のほうは十分、肉薄してくる美味しさ。
名古屋のお弁当が非常に濃い味付けだったものですから、どうなんだろうかと
ちょっと不安も抱いていたのですが、
なかなかどうして名古屋よりも遥かに薄味、仕上がり具合はイイ塩梅。大いに満足。

熊野弁当 ¥920-
★★★★☆→フォルム(4/5ツ星)
★★★★☆→フレイヴァ(4/5ツ星)
★★★★★→パフォーマンス(5/5ツ星)

(2011/07/03買)

*丸新 ウェブサイト*


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