阿 字 ヶ 浦 駅 (あじがうら-えき)


より大きな地図で ひたちなか海浜鉄道沿線案内 を表示



湊線の終着駅・阿字ヶ浦。



歴史と趣きのある駅舎が建っています。
阿字ヶ浦海水浴場の最寄り駅で、かつては東京の上野から、直通列車がありました。



駅名標には、貝とアンコウ、釣り針、海藻が描かれています。

☆阿字ヶ浦海水浴場☆






「東洋のナポリ」の異名を持つ、真っ白い砂浜の海水浴場。
駅から細い坂道を下ると、5分ほどで海岸に着きます。
私が訪れたのは5月で、まだ泳げる時期ではなかったのですが、
それでも多くの家族連れやカップルが海をながめていました。
県内屈指の人気を誇る海水浴場らしいですが、この景色を見るとうなずけます。


国営ひたち海浜公園






150ヘクタールあまりの広大な土地に、多彩なエリアが設けられていて、老若男女問わず楽しめます。
大観覧車「プリンセスフラワー」やジェットコースターなどのアトラクションを多数擁する「プレジャーガーデン」。
面積8ヘクタール、見渡す限り広がる「大草原」。
春にはネモフィラの青、夏にはコキアの緑、秋にはコスモスおよび、真っ赤なコキアの紅葉と、
季節ごとにまったく異なる色に染まる「みはらしの丘」。



さらには、海浜性植物が見られる砂丘エリアや、初夏と秋の年2回、花に包まれるローズガーデンなど。

毎年8月に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が行なわれることでも有名です。
駅から歩くと30分近くかかりますが、秋頃までは土日および祝日に、シャトルバスが運行されています。
湊線フリー乗車券と、海浜公園の入園券がセットになったチケットがあります。
(大人1,000円、シルバー(65歳以上)900円、中学生800円、小学生500円)
このチケットを購入した方は、シャトルバスの運賃(¥100)が無料となります。


阿字ヶ浦温泉 のぞみ


駅から海岸に向かう道の途中、坂の下の開けた場所にある日帰り温泉施設。
地下1,504メートルから湧き出す、ナトリウム塩化物強塩泉。
「風水温泉」をうたっていて、開運露天風呂など、13種類のお風呂が用意されています。
もちろん湯船からは海がよく見えました。お食事処もあります。
夜遅くまでやっているのが便利(10:00〜22:00。土曜日は10:00〜24:00)。
(平日¥900、土日祝¥1,150)



ひたちなか海浜鉄道・湊線を巡る小さな旅…いかがだったでしょうか。
皆さまも是非、お出かけください。

表紙へ戻る